海苔

佐賀県は海苔の生産量が日本一の大産地であり、また単に生産量が多いだけでなく、品質においてもトップクラスの上質さを誇ることで知られています。海苔は、紅藻類のアサクサノリやスサビノリ、緑藻類のアオノリやアオサ、カワノリといった様々な食用に使われる藻類の総称です。その中でも最も一般的な板海苔に加工されるのは、紅藻類のアサクサノリやスサビノリなどです。
佐賀県の有明海で養殖される佐賀海苔も、このスサビノリをすいて紙状に乾燥させることで、板海苔へと加工されます。
佐賀海苔の特徴は、艶のある黒紫色をしていて、火であぶると鮮やかな緑色に変わり、香ばしさがあって、口溶けがよく、濃厚な旨みがあることから、最高品質の海苔として高く評価されています。