工芸品
鍋島緞通。この風雅な響きをもつ敷物は佐賀が発祥の地。
誕生したのは、今から300有余年前、江戸元禄年間(1688年~1704年)のことで、中央アジアからトルコ、中国などを経由しこの佐賀の地に技術が伝わったといわれています。なお、当時より素材は木綿で、佐賀県白石の干拓地で栽培されていた上質の綿を使っていたといわれ、明治時代になると鍋島緞通は一般への販売が開始さました。
佐賀市諸富町は、筑後川の対岸にある福岡県大川市と並ぶ有数の家具産地です。その特徴は、高い木工技術とオリジナリティあふれるデザイン性にあります。各企業・工房はオーダー家具、創作家具、インテリア小物などそれぞれ得意とする分野を活かし、住環境の変化に対応した多種多様な商品を製作しています。
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